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舞って見上げて笑み散らし
kisaragiさん宅の企画に参加すべく、こんなカテゴリー作ってしまいました(笑)
4月限定なんて参加するしかないですよね!あぁ限定に弱い
ということで、今回は夢小説で参加させて頂きます!
そういえばこのブログで小説披露するの初ですよね
うむ…上手く書けるのだろうか…

今回のお相手は安室さんです

夢と言っても諸事情によりお名前変更できませんがご了承下さい
ちなみに最近のコナンを見て思いついたネタですので
あんな感じの桜並木想像してください\(^0^)/

本編は続きを読むからどうぞ

企画元⇒kisaragiさん


ひらひらひらと桜が舞う
月明かりに照らされて…

提灯の暖色が
桃色をした桜を染める

桜並木に花弁が溢れ
人ごみにまぎれてゆく

そんな桜の木の下で、人の波に揉まれながら
――私は安室さんと肩を並べて歩いていた


……はて、何故こんな状況になったのだったか……




***



さかのぼること半日前

私は喫茶店ポアロに足を運んでいた
コナン君から推理小説を借りに、毛利探偵事務所を訪れた帰り道
せっかくの休日だし…と思いここに立ち寄った
借りた小説を喫茶店で読むという至福のひと時
これぞ休日の醍醐味である


店に入ると、まずは外の様子が眺められる窓際の席を確保
それからアールグレイのホットを注文すれば準備万端
午後のティータイムには絶好のシチュエーションだ
さて、どの本から読もうか…
コナン君が貸してくれた本が入った袋をあさってみる

「…ん?何これ」

その袋の中に、桜の写真が載ったパンフレットが紛れ込んでいた
お花見クルーズ…どうやら隅田川で開催されているイベントのようだ

「へぇーお花見かぁ…」

隅田川の桜並木はかなりの絶景だと噂で聞いたことがある
特に夜桜は雰囲気もあり人気が高いのだとか

「良いなぁ…行ってみたい」

一度くらい、満開の時期に行ってみたいものだ
もし行けるなら…桜並木を共にするのは、やはり意中の相手が良い

「なら、僕とご一緒しませんか?」

そうそう、彼ならきっとこんな感じで誘ってくれるだろう
一度で良いから言われてみたいセリフである
……いや待て、今本当に声がしなかっただろうか

「僕も一度見てみたいと思っていたんですよ」

今度こそ間違えなく声が聞こえた
それと同時に、私の隣には人の気配
そして男物の香水の香りが、控えめに鼻腔をかすめる
こ、これはまさか……
心の準備が出来ていない私の胸は、これでもかと高鳴り始めた
そう、私が彼の声を聞き間違えるはずがないのだ。
私が憧れる彼の声を。私ははっと顔を上げる

「あ、安室さん…!?」
「アールグレイ、お待たせいたしました」

しまった、安室さんがここでバイトしている事をすっかり忘れていた
いや、覚えてはいたのだが、今日は本に夢中になりすぎて失念していた
戸惑いを隠せない私に対し、彼は何事もないかのような対応をする
ダメだ心の準備が出来ていないのに。その笑顔は反則だ

「きっ今日、バイトだったんですね」
「えぇ、今日は代役で呼ばれまして。…それより…」

そう言って彼は身を屈め
既に近かった距離を更に近づけてきた

「僕からの誘い、もちろん受けてくれますよね?」

先ほどよりもワントーン低い、低音ボイス
再び香る男の香水
耳元から伝わる振動と、有無を言わさぬその物言いに
私が断れるはずはなかった

断る理由もないのだけど



***


そんなこんなで今
私は安室さんと共に桜を見上げているわけだ
ここまで来るうちにすっかり日は沈んでしまい、
着いたときには既に夜桜へと姿を変えていた

「うわーっ、すごく綺麗…」

初めて見る隅田川の桜並木は、噂通り絶景だった
隅田川を囲むように植えられた桜は満開
まさに今が見所のピークのようだ
提灯の灯りと桃色に染まった桜のコントラストが幻想的で
誰もが息をのむ美しさ
これぞ日本が誇る最高の景色だろう

「なるほど…これは確かに絶景ですね」

安室さんも、私の隣で桜並木を眺めている
文字通り、本当に私のすぐ隣で
肩と肩は軽く触れ合い、ほんのり体温を感じるほど
ほんの少し横を向けば、桜を見上げる横顔…
この状況に、私はどうしてもトキメキを隠すことが出来ず
何度も何度も彼の横顔を盗み見てしまう
幻想的な桜を見上げる彼は、まさにその景色の一部と言える
物思いに耽る横顔が景色と交わり、互いの美しさを引き立てる



ーーふと、目が合った



「っ……。」

トクンッ
心臓の鼓動が一つ、私の胸で大きく跳ねた
ほんのり暖かい風が花弁を連れて、私たちの間をすり抜けてゆく
目が合ってしまった…心臓がこれでもかというほど煩い
だが目をそらしたくてもそれが出来ない
トキメキが止まらない
安室さんは今、一体何を考えているのだろうか…

最初に沈黙を破ったのは彼の方だった

「せっかくですし、桜並木でも歩きましょうか」

いつもの笑顔でそう言ってきた

「あ、そっそうですよね、せっかく来たんですから!」
「えぇ。………ですから、」

はぐれないように…

と、安室さんは私に向かって手を差し伸べてきた

この意味を私はすぐに理解した
つまりは手をつなごう、と
手をつなぎたいのはやまやまなのに
私はつい固まってしまう

「……嫌ですか?」
「なっ…!」

嫌だなんて
嫌なわけがないじゃない
本当はそう言いたいけど、私が言えるはずもなく。
けれどそんな私の気持ちは
絶対彼にはお見通しなんだと思う
その証拠に、彼の表情は言葉とは裏腹に自信に満ちている

「ほら、手を出して」

優しく囁かれたその言葉に、もはや逆らう理由はなく
言われるままにゆっくりと手を差し出した
その手を安室さんは、優しく、けれどもしっかりと握ってくれた
彼と近づけたことが嬉しくて、些細な気遣いが温かい
そんな今が幸せすぎて、私の顔に笑みが溢れた

「今日、ここに来れて良かったです。
…今までのお花見の中で、一番幸せだって思えたから」

手をつないで歩きながら私は言った

私はまだ、自分の気持ちを彼に伝えていない
彼が自分のことをどう思っているかも分からない
だから今言える精一杯の言葉で、今の気持ちを伝えたかった
最高に幸せを感じたこの時に


安室さんの目が、一瞬だけ細められたのは気のせいだったか


「絢香さん」

名前を呼ばれ、ふと立ち止まる

「また来年もお花見、ご一緒してもらえますよね?」

その問いかけには、相変わらず拒否権なんてなかったけれど
その言葉が私の胸を幸せで満たすのは
そう長くはかからなかった


春風が吹き、桜の花弁を巻き上げる
舞い散る桜の真ん中で
私は彼と桜を見上げて
今日一番の笑みをぱぁっと散らした


「はい、喜んで…!」



舞って見上げて笑み散らし




久々の夢書き終えたぁあ!!
何か不必要に長々と書いてしまった…
本当は短くさくっとまとめたかったのですが…まぁ無理ですね←
実は安室さんは初めてだったので色々四苦八苦しましたが
かなり楽しく書かせて頂きました!
私の胸キュンポイント沢山散りばめました
散りばめすぎてえらいことになってます(笑)
内容が支離滅裂なのはご了承下さい、しょせん私ですヽ(^0^)ノ

ということで…
kisaragiさんの企画参加完了です!
はたしてこの内容がお題に沿っているのかは定かではありませんが…
素敵企画感謝です!
また近いうちに、リハビリも兼ねて他の話しも書きたいな

読んで下さった方、ありがとうございました


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